予約を取らなければ入れなくて、その予約も数ヶ月先まで
埋まってる状態で、えらい人気の物件なんだけど、たまたま
幸運にも敬老の日にスッポリ空きがあったので、(団体の
キャンセルか何かがあったのかも)取ることができました。
さて、期待半分、期待はずれでがっかりする用意半分の、
用意周到で臨んだ内部観覧ですが、結果的にはとても満足
できました。
16人づつ限定で、係のお姉さんの説明を受けながら、
階段で少しずつ上に登っていく回廊システムで、主な目的は、
生物の進化の過程を辿りつつ、中央の生命の樹をただただ
じっくり見るということです。ハイそれだけだ。だから
それぞれが勝手に見たらすぐ終わってしまうようなもん
だけど、それを許さずに客を束縛して、もったいをつける
ところが、万博の真骨頂。見世物の流儀。もちろん、生命の
樹そのものはドえらい前代未聞の立体物でスゴかったです。
あと腕の内部がよかった。ただの鉄骨を組んだ空間なんだけど、
じっと見てると吸い込まれるような感覚になり、
「あの先に1970年があるのかね」と思いました。

今まで外見で太陽の塔を、好きとか嫌いとか判断してたけど、
これからは中身もしっかりと見てですね、お付き合いできるか
どうか判断した方がいいと思います。ボクはお付き合いできます。
まあ中身は一回見たら充分だけど・・。
全く万博のばの字も知らないアカちゃんも喜んでました。
写真撮影禁止というのも、興醒めしなくてよかったです。
太陽の塔の中でスマホの姿を見たくないもん。
レコードコレクターズ10月号で「京都ケチケチ買い物案内」の書評
いただきました。一応漫画の中にチラっとレココレ出てきますしね。
(だからというわけではないとは思う・・)